どうも未経験からエンジニアに転職したヒロ(hiro_K1002)です!
僕は大学を卒業後、大手メーカーに3年在籍しWebエンジニアになりました。
26歳になるまでプログラミングに触れたことのない生活を送っていましたが、今はWebエンジニアとして働いています!
今回はエンジニアへ転職する際のポートフォリオの話をしていきたいのですが、その前にエンジニアへ転職する時に良く言われる
未経験からエンジニアへの転職にはポートフォリオが必須
ポートフォリオは機能より独自のアイデアが重視される
ポートフォリオがないと書類にさえ通らない
ということについて、情報があまりにも溢れかえっており未経験の人を混乱させていると感じています。
僕も転職活動をする時はポートフォリオを作成して面接に挑みました。
基礎を2ヶ月学んで、3ヶ月目からポートフォリオを作成しました。「基礎もろくに出来てないのに大丈夫かな?」って思いましたが、自分の作品を作る過程でググりまくったので、基礎の定着にも繋がりました。ポートフォリオ作成がやっとスタートラインかなって思います。#駆け出しエンジニアと繋がりたい
— ひろ@webエンジニア(PHPer) (@hiro_K1992) March 23, 2019
でも、エンジニアになった今は未経験転職でポートフォリオは必ずしも必須ではないと思うようになりました。
今回はポートフォリオ作成について、僕なりの考えを記事にしていきます!
・未経験からエンジニアへ転職したい
・転職のためスクールに通うか迷っている
・ポートフォリオって何を作れば良いのかわからない
・ポートフォリオって必須なの?
目次
ポートフォリオとは?
ここでいうポートフォリオとはプログラミング言語で作ったWebアプリケーション作品のことを指します。
作品といっても難しく考える必要はなく、CRUD機能(作成・更新・参照・削除)を備えたアプリケーションと考えてください。
CRUD機能はProgateでも学ぶことができるので簡単に実装できます。
今ではポートフォリオの作成は未経験がエンジニアへ転職する際に必ず必要になるモノとしての認識が広まっています。
確かに、ポートフォリオ作成は転職に有利になりますが、全ての未経験エンジニアが必須だというわけではないです。
ポートフォリオの必要性は経歴によって決まる
結論からいうと、ポートフォリオはあなたの経歴によって有無が決まります。
いきなり、曖昧な答えですみません。w ケース別に解説していきます!
20代前半・新卒採用はポートフォリオが必要ない
20代前半や新卒でエンジニアになりたい人はポートフォリオの作成はせず、すぐにでも就活を初めてください。
人手不足でエンジニア界隈は20代の若者を喉から手が出るほど採用したがっていますので、未経験・ポートフォリオなしで採用されます。
企業の採用基準は経験者採用とポテンシャル採用の2種類あり、このケースではポテンシャル採用に当てはまります。
しっかり受け答えができるコミュニケーション能力と人当たりの良さがあれば、採用されるでしょう。
25歳〜29歳で職歴有りはポートフォリオが必要ない
25歳〜29歳で職歴がある人はポートフォリオが必要ありません。
上記と同じく20代なのでポテンシャル採用の可能性が高く、前職での経験を活かすことができるからです。
僕はこのケースに当てはまるのですが、前職での社内調整力やエンドユーザとのヒアリング等の経験があったので、エンジニアに不足しがちなコミュニケーション能力(調整力)が評価されて転職に成功しました!
ポートフォリオの完成度よりは前職での経験で採用したってハッキリと人事担当者に言われちゃいました。w
25歳〜29歳で職歴無しはポートフォリオが必須
25歳〜29歳で職歴がない方はポートフォリオが必須になります。20代でポテンシャル採用される可能性はありますが、これまでの経験を話す時に何もない状態だと面接官の印象が悪いです。
自分はエンジニアになりたいという指標を面接官にアピールするためにもポートフォリオを作成してヤル気を見せた方がポテンシャル採用に繋がります。
30代以上はポートフォリオが必須
30代以上の方はポートフォリオが必須です。20代に比べて歳を重ねている分、教育した場合の費用対効果が薄くなるからです。
勉強会やもくもく会で30代から未経験エンジニアになった方にかなり出会いますので、ポートフォリオさえ作成すればエンジニアになれます!
たまたまかわかりませんが、30代の未経験の方は人格者ばかりです。w
すごく優しくて謙虚で一緒に働きたいと思う人ばかりなので、人柄もかなり選考に影響しているのかもしれません。
ポートフォリオは年齢・経歴によっては必要になる
ポテンシャル採用枠の方はさっさと転職すべき
ポートフォリオで作成すべき機能
これまではポートフォリオが必要なケースについて紹介しましたが、実際どんなポートフォリオを作れば良いのか疑問ですよね。
ポートフォリオ作成には機能面より独自のアイデアが必要だとツイッター界隈で目にすることがあるのですが、未経験の場合はハッキリ言って簡単な機能だけで良いです。
ツイッテーで発信しているエンジニアはレベルの高い人が多く、ポジショントークの可能性も少なくないので鵜呑みにしてはダメです。
ポートフォリオで作成するのは以下の機能で充分です。
・新規登録・ログイン機能
・新規投稿機能(コメントや写真など)
・投稿編集・削除
・いいね機能
・画像アップロード
未経験ならこれだけで充分だと思います。ツイッターやインスタグラムをイメージして頂きたいのですが、会員登録してログインして投稿して、削除していいねして・・・等の簡単な機能で充分です!
ポートフォリオは基本的な機能だけで良い
ツイッター・インスタグラムのクローンアプリで検索する
ポートフォリオ作成後は公開する
ポートフォリオを作成した後は全世界へ向けて公開する必要があります。
これをデブロイと言います。
面接では自分のポートフォリオを見せながら面接する可能性が高いので、自分のローカル環境で作成した後は独自のURLを発行して誰でも見れる状態にしておく必要があります。
また、どのように機能を実装したのかも面接官は確認したいのでGitHubにプッシュしGitHubのURLも経歴書に載せましょう!
経歴書にポートフォリオの公開用URLとGitHubのURLを掲載し面接に挑む
【さいごに】ポートフォリオは自分の勉強にもなるが・・・
ポテンシャル採用枠に当てはまるケースの方は独学でポートフォリオを作成するより、ちゃっちゃと転職して現場で経験積んだ方が今後のキャリアでも絶対に自分の為になります。
実際の現場では、今どんな機能が求められており、経験者エンジニアはどんなコードを書くのかを早く吸収すべきだからです!
ですが、勉強の集大成としてポートフォリオを作成し知識を深める目的であるのならば、ポートフォリオ作成は大賛成です。
実際に僕はプロゲートを繰り返すより、ポートフォリオを1回作成した方が理解が深まり成長を感じたからです。
なので、転職する前にもっと自分で理解を深めていきたい人はポートフォリオを作成しちゃっても良いです!
ただ、あくまで実務経験には到底及ばないことを覚えておいてくださいね。
今回はここまでにします!
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